F1 2022年シーズン開幕まであと3週間を切りました!
開幕前プレビューということで、
今シーズンのレースカレンダーとチーム・ドライバー紹介をしていきたいと思います

2022年シーズンレースカレンダー
今シーズンは、3月から11月までの7か月間で歴代最多の23戦が予定されており、
非常に過密なスケジュールとなっています
昨年も23戦予定でしたが、コロナウイルスの影響で予定通りの開催ができませんでした
今シーズン、鈴鹿サーキットで行われる日本GPは10/7~9の予定です
昨年まで2年連続で中止となってしまったので、今年こそは無事に開催されることを願います
今シーズンの注目は、初開催となるマイアミGPでしょう
オースティンのCOTAで開催されるアメリカGPと合わせて、
今年はアメリカで2戦が行われることになります
マイアミGPは新たに建設されたサーキットでの開催となりますので、より一層楽しみですね
※第17戦ロシアGPは、ロシア・ウクライナ情勢の影響により中止が発表されています
Rd | 日程 | グランプリ名 | 開催地 |
---|---|---|---|
第1戦 | 3/18~20 | バーレーンGP | サクヒール |
第2戦 | 3/25~27 | サウジアラビアGP | ジェッダ |
第3戦 | 4/8~10 | オーストラリアGP | メルボルン |
第4戦 | 4/22~24 | エミリア・ロマーニャGP | イモラ |
第5戦 | 5/6~8 | マイアミGP | マイアミ |
第6戦 | 5/20~22 | スペインGP | バルセロナ |
第7戦 | 5/27~29 | モナコGP | モナコ |
第8戦 | 6/10~12 | アゼルバイジャンGP | バクー |
第9戦 | 6/17~19 | カナダGP | モントリオール |
第10戦 | 7/1~3 | イギリスGP | シルバーストーン |
第11戦 | 7/8~10 | オーストリアGP | スピルバーグ |
第12戦 | 7/22~24 | フランスGP | ル キャストレ |
第13戦 | 7/29~31 | ハンガリーGP | ブダペスト |
第14戦 | 8/26~28 | ベルギーGP | スパ フランコルシャン |
第15戦 | 9/2~4 | オランダGP | ザントフォールト |
第16戦 | 9/9~11 | イタリアGP | モンツァ |
第17戦 | 9/23~25 | ロシアGP※ | ソチ |
第18戦 | 9/30~10/2 | シンガポールGP | シンガポール |
第19戦 | 10/7~9 | 日本GP | 鈴鹿 |
第20戦 | 10/21~23 | アメリカGP | オースティン |
第21戦 | 10/28~30 | メキシコGP | メキシコシティ |
第22戦 | 11/11~13 | ブラジルGP | サンパウロ |
第23戦 | 11/18~20 | アブダビGP | アブダビ |

2022年チーム・ドライバーラインナップ
全10チーム20名のドライバーを紹介します
メルセデス
昨シーズンのコンストラクターズチャンピオンのメルセデスです
2014年から8年連続コンストラクターズチャンピオンを獲得中で、
現行のパワーユニット時代になってから無双状態ですね
今シーズンのレギュレーション変更でも相変わらずの強さを見せてくれるのでしょうか
エースのルイス・ハミルトンは昨シーズン最終戦で惜しくもワールドチャンピオンを逃し、
一時は引退も囁かれました
今シーズンはきっと雪辱に燃えるシーズンとなるでしょう
チームメイトは、今年から新たにジョージ・ラッセルをウィリアムズから迎え入れました
メルセデスの育成ドライバーとしてF1デビューから3年、
ウィリアムズでの速さが認められ満を持してトップチーム昇格です
ワールドチャンピオンを取り返したいハミルトン、
今年昇格してきたチームメイトに負けることは許されないというプレッシャーもあるでしょう
一方のラッセルは、今シーズンのレギュレーション変更を追い風に
移籍初年度からチャンピオン争いに絡みたいところですね
#44 ルイス・ハミルトン(イギリス)上
#63 ジョージ・ラッセル(イギリス)下


レッドブル
2021年ワールドチャンピオンを獲得したレッドブル、
コンストラクターズではメルセデスに次ぐ2位でした
今シーズンこそダブルタイトル獲得を目指します
ドライバーは昨シーズンから変わらず、
ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンと
チーム2年目のセルジオ・ペレスのコンビです
昨シーズン劇的な形で初のチャンピオンを獲得したフェルスタッペン、
今シーズンはチャンピオンにしか選択権利のないカーナンバー1でシーズンを戦います
連覇することができるのでしょうか
チームメイトのペレスは、
昨シーズンはフェルスタッペンをサポートするNo.2ドライバーに徹しました
今シーズンも役割は同じかもしれませんが、
本人ももちろんチャンピオン争いに絡んでいきたいところでしょう
ホンダは昨年で撤退したものの、今シーズンもホンダPUを搭載するレッドブル、
日本のファンの期待を背負って頑張ってほしいですね
#33 マックス・フェルスタッペン(オランダ)上
#11 セルジオ・ペレス(メキシコ)下


フェラーリ
一昨年の不振から昨シーズンはコンストラクターズ3位にまで返り咲いた名門フェラーリです
今シーズンはメルセデス、レッドブルのチャンピオン争いに割って入ることができるのでしょうか
ドライバーは変わらず、
シャルル・ルクレールとカルロス・サインツの若く才能豊かな2人で臨みます
フェラーリと長期契約を結び、エースとなったルクレール、
昨シーズンは2度のポールポジションとイギリスGPでの2位表彰台獲得
ここ2シーズンは優勝がありませんが、今年を飛躍の年とできるでしょうか
そんなルクレールを移籍1年目で上回ってみせたのが昨シーズンのサインツです
22戦中20戦で入賞するという安定のした走りを見せ、
メルセデス、レッドブルの4人に次ぐランキング5位でシーズンを終えました
今シーズンはキャリア初の優勝を目指したいですね
#16 シャルル・ルクレール(モナコ)左
#55 カルロス・サインツ(スペイン)右

マクラーレン
去年のコンストラクターズ4位のマクラーレンです
ドライバーは昨シーズンから変わらず、
2025年まで契約を延長したランド・ノリスと
昨シーズンから加入したダニエル・リカルドのニコニココンビです
ノリスは昨シーズン前半戦ランキング3位と絶好調、
3度の表彰台を獲得して最終的にランキング6位でシーズンを終えました
今や実力は文句無しのドライバーと言われており、
速いマシンと運さえあればチャンピオン争いに十分絡んでいけると思います
移籍初年度の昨シーズンは前半戦こそ苦戦したものの、
安定の走りでランキング8位まで盛り返したリカルド、
今シーズンはたくさんのシューイを期待したいところです
#3 ダニエル・リカルド(オーストラリア)左
#4 ランド・ノリス(イギリス)右

アルピーヌ
昨シーズンからチーム名を変更したアルピーヌです
コンストラクターズランキングは5位でした
ドライバーはこちらも変わらず、フェルナンド・アロンソとエステバン・オコンのコンビです
今年41歳になるアロンソ、ドライバーの中では最年長です
昨シーズンは2014年以来となる表彰台の獲得やオコンの初優勝を助けるディフェンスなど、
ファンにさすがと思わせる走りを見せてきました
今シーズンも記憶に残る走りを見せてくれるのでしょうか
チームメイトのオコンは、アロンソのサポートのおかげもあって昨シーズン初優勝を果たしました
タイヤマネジメントに定評のあるドライバーです
昨シーズン以上の成績を収めることができるでしょうか
#14 フェルナンド・アロンソ(スペイン)左
#31 エステバン・オコン(フランス)右

アルファタウリ
日本のファンから最も注目を集めているのがアルファタウリでしょう
昨シーズンはコンストラクターズ6位でした
ドライバーラインナップは変わらず、
ピエール・ガスリーと角田裕毅選手のコンビです、相変わらず仲の良さそうな2人です
エースのガスリーは昨シーズン表彰台を獲得するなど大活躍でした
決して速くないマシンで上位勢に割って入る活躍を何度も見せてくれましたね
速さと安定感はお墨付きのドライバーになりました
今シーズンが勝負のシーズンとなるのは角田選手でしょう
ルーキーイヤーの昨シーズン、最終戦で4位入賞を果たすなど光る走りも見せましたが、
ミスも目立ち、ガスリーの1/3以下のポイントに留まりました
今シーズンの走り次第で将来のキャリアが大きく変わると思うので、
ガスリーと同等以上の結果を期待しています!
#10 ピエール・ガスリー(フランス)上
#22 角田裕毅(日本)下


アストンマーティン
昨シーズンからチーム名を変更し、グリーンなチームになったアストンマーティンでしたが、
期待された速さは無く、コンストラクターズ7位に終わりました
こちらもドライバーは変わらず、セバスチャン・ベッテルとランス・ストロールのコンビです
昨シーズンは1度表彰台を獲得したベッテル、
今シーズンはレッドブル時代を彷彿とさせるフサフサヘアーなのでちょっと期待してます。
昨シーズンはオーバーテイクアワードを受賞しましたが、
下位からのオーバーテイクではなく表彰台争いが見たいですね
チームメイトのストロールは、シーズン毎に安定感を増してきています
もうペイドライバーと呼ばれることも少なくなったのではないでしょうか
昨シーズンは1度も表彰台に上がれませんでしたが、
今シーズンはどんな活躍を見せてくれるでしょうか
#5 セバスチャン・ベッテル(ドイツ)上
#18 ランス・ストロール(カナダ)下


ウィリアムズ
ここ数年最下位が定位置となっていましたが、
昨シーズンコンストラクターズ8位と名門復活の兆しが見えたウィリアムズです
ドライバーは、ジョージ・ラッセルがメルセデスに移籍したため、
代わってアレクサンダー・アルボンが加入し、ニコラス・ラティフィとコンビを組みます
3年目のラティフィは昨シーズン初入賞を果たしました
また最終戦では、チャンピオン決定のきっかけとなるクラッシュをしてしまったことで
話題にもなりましたね
速さを取り戻しつつある名門のマシンで昨年以上の成績を収めたいところです
昨シーズン、レッドブルのリザーブドライバーとして1年のブランクのあるアルボンでしたが、
ウィリアムズでの復帰を発表して周囲を驚かせました
速さのあるドライバーなので、移籍1年目から結果を出してくれることを期待したいですね
同じアジア人としても応援したいです
#6 ニコラス・ラティフィ(カナダ)左
#23 アレクサンダー・アルボン(タイ)右

アルファロメオ
昨シーズン、コンストラクター9位と苦戦が続くアルファロメオです
10チーム中で唯一、2人のドライバーを入れ替えたチームです
メルセデスから移籍のバルテリ・ボッタスと
F2からステップアップした周冠宇(ジョウ・グアンユー)がコンビを組みます
5年間在籍したメルセデスのシートをラッセルに奪われる形で移籍となったボッタス、
今シーズンから新たな挑戦が始まります
メルセデス時代はハミルトンという圧倒的な王者をサポートする場面が多かったですが、
今年から伸び伸び自身の走りを見せ、もう一花咲かせてほしいところです
ルーキーの周冠宇は、中国人初のフルタイムF1ドライバーとなりました
F2を3年経験し、昨シーズンはF2ランキング3位となり念願のF1昇格です
アルピーヌの育成ドライバーとして活動してきた周ですが、
アルピーヌとの契約を断ち、アルファロメオのレギュラーシートを掴んだ形になります
ルーキーシーズンどんな走りを見せてくれるのでしょうか。
#77 バルテリ・ボッタス(フィンランド)上
#24 周冠宇(中国)下


ハース
最後はハースです
昨シーズンは1ポイントも獲得することができず、
コンストラクターズ最下位の10位に終わりました
昨シーズンのルーキーコンビはそのまま、
ミック・シューマッハとニキータ・マゼピンの両ドライバーで戦います
シューマッハは昨シーズン非力なマシンでQ2進出を果たすなど、
時折り速さを見せてくれましたが、フリー走行などでのクラッシュも目立ちましたね
マシンの修理費では20人の中でワーストだとか。
今シーズンは初ポイント獲得へ向け、安定感のある走りを期待したいです
マゼピンはマシンの遅さのせいもありますが、
昨シーズンは全予選でQ1落ち、ドライバーズランキングも最下位となってしまいました
チームメイトにも差をつけられる場面が多く見られるので、
今シーズンはシューマッハと同等の成績を収めたいところですね
母国の政治的な事情によって動向が不透明なシーズンとなりそうですが、頑張ってほしいです
#47 ミック・シューマッハ(ドイツ)上
#9 ニキータ・マゼピン(ロシア)下


まとめ
いかがだったでしょうか
今シーズンはどのチーム、どのドライバーが速さを見せてくれるでしょうか
大幅なレギュレーション変更も行われるため、勢力図にも変化があるかもしれませんね!
とは言っても、メルセデスとレッドブルはチャンピオン争いに絡んでくると思われます
特にフェルスタッペンとハミルトンの争いには今年も注目ですね
そこにフェラーリとマクラーレン勢が加わってくると、非常に面白いシーズンになりそうです
中段争いとしては、アストンマーティン、アルピーヌ、アルファタウリあたりでしょうか
角田選手、今シーズン何としても良い結果を残して、
今後のF1キャリアの道を拓いてほしいと思います!今シーズンはガスリーに勝つぞー!
ということで、2022年シーズン開幕前プレビューでした
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