昨日の予選ではマクラーレンのノリスがキャリア初のポール獲得
2番手にサインツ、3番手にラッセルが入り、とても新鮮な顔ぶれのTOP3となりました
一方ソチを得意としているハミルトン予選4番手に沈み、巻き返しを図ります
チャンピオンシップ争い首位のフェルスタッペンは、
PU交換のペナルティーで最後尾からのスタートとなります
どこまで追い上げることができるでしょうか
そして、メルセデスはレース前にボッタスのPU交換を発表しました
これによりボッタスは16番手スタートとなり、フェルスタッペンの少し前に…
フェルスタッペンを少しでも抑えるための戦略と見られます(ボッタスは前戦でPU交換したばかり)
アルファタウリ勢はポイントを目指すレースとなります
ガスリー11番手、角田裕毅は12番手からのスタートです
それでは決勝結果を見ていきましょう
優勝 :ハミルトン(メルセデス)
2位 :フェルスタッペン(レッドブル)
3位 :サインツ(フェラーリ)
終盤に大波乱となったレースを制したのは、ハミルトン!
前人未到の通算100勝目です!!!
そして2位には最後尾スタートのフェルスタッペン!!
PU交換のダメージを最小限に抑えることに成功しました
3位には2番手スタートのサインツが入りました
ポールスタートのノリスは、残り3周までリードを守っていましたが、
不運な雨にF1初勝利を奪われる形となりました…
非常に残念で可哀想ですが、、ノリスであればまたすぐに優勝のチャンスがあるでしょう
アルファタウリ勢は残念ながら2台ともポイントを逃しました
ガスリー13番手、角田裕毅は17番手でした
レースを振り返りましょう
スターティンググリッドは以下の通り
1. ノリス(マクラーレン) 2. サインツ(フェラーリ)
3. ラッセル(ウィリアムズ) 4. ハミルトン(メルセデス)
5. リカルド(マクラーレン) 6. アロンソ(アルピーヌ)
7. ストロール(アストンマーティン) 8. ペレス(レッドブル)
9. オコン(アルピーヌ) 10. ベッテル(アストンマーティン)
11. ガスリー(アルファタウリ) 12. 角田裕毅(アルファタウリ)
13. ライコネン(アルファロメオ) 14. シューマッハ(ハース)
15. マゼピン(ハース) 16. ボッタス(メルセデス)
17. ジョビナッツィー(アルファロメオ) 18. ラティフィ(ウィリアムズ)
19. ルクレール(フェラーリ) 20. フェルスタッペン(レッドブル)
※ボッタス、ジョビナッツィー、ラティフィは
予選後にPU交換によるグリッド降格ペナルティーが発表されています
フォーメーションラップ中、
ノリスのエンジニアがレース開始直後に軽い雨が降ると情報を伝えます
1周目
さあレーススタート!
2番手スタートのサインツがトップを奪います!
リカルドがハミルトンをオーバーテイク
これで4番手スタートのハミルトンは7番手まで順位を落とします…!
2周目
ハミルトンがアロンソをかわして6番手浮上
4周目
3番手のラッセルからストロール、リカルド、ハミルトンと隊列状態です
ここまでの順位
サインツ、ノリス、ラッセルのトップ3です
最後尾スタートのフェルスタッペンは15番手まで順位を上げています
7周目
フェルスタッペンがボッタスをかわして14番手に!
メルセデスのフェルスタッペン封じ込め作戦は早くもここまでとなりそうです…
10,11周目
2番手のノリスがサインツにオーバーテイクを仕掛けていきますが、
依然としてサインツがリードを守ります
フェルスタッペンが前を走るルクレールとクラッシュしそうな場面…
フェルスタッペンは現在11番手まで順位を上げています
13周目
ここでノリスがサインツをパスして首位に浮上!
13-15周目
ストロール、ラッセル、サインツが続々とピットイン
17周目
ここまでの順位
8台のマシンが最初のピットストップを終えています
フェルスタッペンは6番手まで上がってきています…!
23周目
リカルドがピットインしますが、スローストップに…
大きくタイムロスし、14番手でコースに戻ります
27周目
チャンピオンシップを争う二人が同時にピットイン
ハミルトンは9番手、フェルスタッペンは12番手でコースに戻ります
28周目
首位のノリスがピットイン
こちらはスムーズなタイヤ交換で4番手でコース復帰します
30周目
ハミルトンはサインツ、ガスリーをオーバーテイクして5番手
チーム代表のトト・ウォルフが「勝てるぞ!」と無線で檄を飛ばします
34周目
ハースのシューマッハはマシントラブルでここでリタイアとなります
35周目
ノリスがルクレールをオーバーテイク
36周目
暫定トップだったペレスがここでピットインしますが、スローストップ…
ピットストップには定評のあるレッドブルですが、前戦からミスが続きます
ペレスは5番手でコースに戻ります
38周目
ここからはノリスとハミルトンの一騎打ち
ノリスは初勝利を、ハミルトンは100勝目を狙います
44周目
ノリスとハミルトンのギャップは1.2秒まで縮まりました
メルセデスはハミルトンに無線で雨の可能性を伝えます
46周目
雨が降り出したーーー
47周目
雨はターン5あたりで強く降っていて、ノリスが滑ってコーナーを飛び出します…
48周目
ノリスは滑る路面に苦しみながらも、まだ何とか首位を守っています
49周目
降り続く雨を見て、複数のマシンがピットインしてレインタイヤに交換します
ハミルトンもここでピットイン!
(↓の写真はリカルド、ノリスはステイアウトを選択!)
51周目
スリックタイヤでのステイアウトを選択したノリスでしたが、
無情にも雨はどんどん強まり、まともに走行できる状態ではなくなりました…
インターミディエイトのハミルトンがどんどん近づいてきて、
すぐ後ろまで迫ったところでノリスは止まりきれずにスピン…
初勝利がこぼれ落ちた瞬間でした…
53周目
チェッカーフラッグ!
ハミルトンが前人未到の通算100勝を達成しました!
2位には早めにインターミディエイトに交換していたフェルスタッペン、
3位にはサインツが入りました
最後の5周で大波乱となったレースでしたね
チャンピオンシップを争う二人にとってはこれ以上ない結果となったでしょう
特にフェルスタッペン最後尾スタートからの2位、PU交換のダメージを最小限に抑えました
チャンピオンシップポイントは再びハミルトンがリードする形になりましたが、
その差はたったの2ポイント、まだまだ熾烈な争いが続きそうです
ノリスにとっては非常に残念なレースとなりましたが、
またすぐにチャンスが訪れることでしょう
ドライバー・オブ・ザ・デイにはもちろんノリスが選ばれています
次戦は2週間後のトルコGP!
鈴鹿サーキットでの日本GPが中止になったため、トルコで開催されます
あー鈴鹿行きたかった…泣
コメント