昨日のスプリント予選ではメルセデスのボッタスがポール獲得、
しかしボッタスはPU交換ペナルティーで最後尾スタート、
スプリント予選2番手のフェルスタッペンがポールからスタートします
一方ハミルトンはスプリント予選5番手に沈み、4番手からのスタートなります
そんな2人の間には好調のマクラーレン2台が並びます
リカルドが2番手、ノリスが3番手スタートです
表彰台に並ぶのは、どのドライバーたちでしょうか
アルファタウリ勢は後方からのスタートでポイント獲得を目指します
角田裕毅は15番手、スプリント予選でクラッシュを喫したガスリーはピットレーンスタートです
それでは決勝結果を見ていきましょう
優勝 :リカルド(マクラーレン)
2位 :ノリス(マクラーレン)
3位 :ボッタス(メルセデス)
波乱のレースを制したのは、マクラーレンのリカルド!!!
ノリスも2位となり、マクラーレンのワンツー!
マクラーレンの優勝は9年ぶり(バトン@2012年ブラジルGP以来)、
マクラーレンのワンツーは11年ぶり(バトン&ハミルトン@2010年カナダGP以来)だそうです
3位には最後尾スタートのボッタス、怒涛の追い上げで表彰台獲得です
そして、フェルスタッペンとハミルトンはターン1でクラッシュし、ともにリタイア…
さらに遺恨が残る形となりました…((((;゚Д゚))))
アルファタウリ勢は残念ながら、ダブルリタイア(角田はDNS)となりました
レースを振り返りましょう
スターティンググリッドは以下の通り
1. フェルスタッペン(レッドブル) 2. リカルド(マクラーレン)
3. ノリス(マクラーレン) 4. ハミルトン(メルセデス)
5. ルクレール(フェラーリ) 6. サインツ(フェラーリ)
7. ジョビナッツィ(アルファロメオ) 8. ペレス(レッドブル)
9. ストロール(アストンマーティン) 10. アロンソ(アルピーヌ)
11. ベッテル(アストンマーティン) 12. オコン(アルピーヌ)
13. ラティフィ(ウィリアムズ) 14. ラッセル(ウィリアムズ)
15. 角田裕毅(アルファタウリ) 16. マゼピン(ハース)
17. クビサ(アルファロメオ) 18. シューマッハ(ハース)
19. ボッタス(メルセデス) 20. ガスリー(アルファタウリ)
スタート前に残念なニュース…
15番手スタートの角田裕毅のマシンにトラブルが見つかり、マシンがピットに戻されます
結局、修復が困難なようで、角田はスタートできずにレースを終えることになりました…
イタリアのティフォシたちは準備万端です
1周目
さあレーススタート!
2番手スタートのリカルドが素晴らしいスタートで首位を奪いました!
アルファロメオのジョビナッツィがロッジアでスピン!
他車との接触があったようです、地元イタリア人ドライバーは最後尾に順位を下げます
ジョビナッツィはピットに入り、フロントウィングを交換
5周目
ここまでのTOP10
リカルド、フェルスタッペン、ノリス、ハミルトンと続きます
ガスリーもダメだった…
ピットレーンスタートだったガスリーはマシントラブルでリタイアすることになりました
早くもアルファタウリ勢全滅です…
9周目
サインツとペレスの6番手争い
ペレスが競り勝ち、6番手に浮上します
10周目
ここまでの順位
12周目
ハミルトンは3番手ノリスの後ろにピッタリついてます
13周目
一方チームメイトのボッタスは、最後尾から早くも10番手に順位を上げています…!
15周目
オコンとベッテルがターン4で軽く接触
ベッテルは無線で怒ってます
結局オコンに5秒のタイムペナルティー
ベッテルに対して、スペースを残してなかったですね
22周目
トップのリカルドがここでピットイン!
現状7番手でコースに復帰します
23周目
すぐさまフェルスタッペンもピットイン!
しかし、ここでまさかの事態…!11秒超えのスーパースローストップ…
ピットの速さに定評のあるレッドブルですが、この大事な場面で痛恨のミス
フェルスタッペンは10番手でコースに戻ります
24周目
ハミルトンがようやくノリスをかわして3番手浮上!
翌周にノリスはピットインします
26周目
ここでハミルトンがピットイン、ハミルトンも約4秒のスローストップ…
ハミルトンがコース復帰すると、前の周にピットストップのノリスがわずかに前、
そしてノリスの後ろにいたフェルスタッペンと並んで1コーナーへ進入…
あーーー、接触…!フェルスタッペンのマシンがハミルトンのマシンに乗り上げてグラベルへ…
*セーフティーカー*
フェルスタッペンはすぐにエンジンを切り、ハミルトンに目もくれず歩き去ります…
一方、ハミルトンはコースに戻ろうとアクセルをふかしますが、マシンは動かず、諦めます
2台のマシンを撤去するため、セーフティーカーが導入されました
実はフェルスタッペンのマシンのタイヤはハミルトンの頭部をかすめていたんですね…
ヘイローのおかげでハミルトンの命は守られました
ドライバーが無事で良かったです、改めてヘイローの重要性が認識された瞬間でした
31周目
マシン撤去が終わり、さあレース再開!
ノリスが2番手に上がっていたルクレールをさっそくオーバーテイク!
33周目
ここまでの順位です
マクラーレンのワンツー、3番手にペレスが上がりました
34周目
ボッタスがルクレールをかわして4番手に浮上!表彰台まであと一歩まで来ました
38周目
3番手のペレスに5秒のタイムペナルティー!
フェラーリをオーバーテイクする際にコースをショートカットしたとみなされました
これでボッタスが事実上の3番手です
49周目
残り周回わずか、リカルド依然リードを保ちます
53周目
レース終了!リカルド優勝ー!!
2018年のモナコGP以来の勝利です!
2番手にはノリス!2010年以来のマクラーレンのワンツー!
ボッタスは最後尾から素晴らしいリカバリーで3位表彰台!
フェラーリの2台は地元イタリアで表彰台まであと少しでした、惜しかった
5番手のペレスはペナルティーが痛かったですね
チャンピオン争いの2人は揃ってリタイアとなったので、差は変わらず
イギリスGPに続き、この2人の接触、これから終盤にかけても見られるのでしょうか…
ハラハラする展開が続きそうです…!
レース終了後、フェルスタッペンの次戦3グリッド降格ペナルティーが発表されました
うーん、個人的にはレーシングアクシデントかと思ったのですが…難しいところですね
次戦は2週間後のロシアGPです!
最後にリカルドとノリスのシューイをどうぞ!
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