昨日の予選ではメルセデス勢がワンツー、
ポールのハミルトンが3番手フェルスタッペンに差をつけました
このハンガロリンク・サーキット、
ハミルトンが通算8勝をあげている得意のサーキットです
週末を通して速さのあるメルセデスが有利にレースを進めるのでしょうか
アルファタウリ勢はガスリーが5番手と好位置、
角田裕毅は16番手からのスタートとなります、ポイント獲得を目指してほしいところです
それでは決勝結果を見ていきましょう
PP :オコン(アルピーヌ)
2位 :ベッテル(アストンマーティン)
3位 :ハミルトン(メルセデス)
※記事最後にアップデートあり※
なんとなんと大波乱のレースを制したのはアルピーヌのオコン!!!
F1初優勝です!
2位にはこちらも予想外の表彰台となったベッテル、今シーズン2度目の表彰台です!
ポールスタートのハミルトンは一時最後尾まで順位を落としますが、
怒涛の追い上げで3位フィニッシュを果たしました
ポイントリーダーのレッドブルのフェルスタッペンは、
スタート時の混乱に巻き込まれてマシンに損傷を負った影響で10番手という結果でした
ドライバーズランキングでもハミルトンに首位を明け渡してしまいましたね
アルファタウリ勢はガスリー6番手、角田裕毅7番手のダブル入賞!
レースを振り返りましょう
スターティンググリッドは以下の通り
1. ハミルトン(メルセデス) 2. ボッタス(メルセデス)
3. フェルスタッペン(レッドブル) 4. ペレス(レッドブル)
5. ガスリー(アルファタウリ) 6. ノリス(マクラーレン)
7. ルクレール(フェラーリ) 8. オコン(アルピーヌ)
9. アロンソ(アルピーヌ) 10. ベッテル(アストンマーティン)
11. リカルド(マクラーレン) 12. ストロール(アストンマーティン)
13. ライコネン(アルファロメオ) 14. ジョビナッツィ(アルファロメオ)
15. サインツ(フェラーリ) 16. 角田裕毅(アルファタウリ)
17. ラッセル(ウィリアムズ) 18. ラティフィ(ウィリアムズ)
19. マゼピン(ハース) 20. シューマッハ(ハース)
スタート直前に雨が降り出します
1周目
雨が降り出したため、全車インターミディエイトタイヤを選択します
レーススタート!!!そしてカオス!!!
*セーフティーカー*
ボッタスが1コーナーでノリスに追突、フェルスタッペンやペレスも巻き込まれました…!
ボッタス、ルクレール、ペレス、ストロールがコース上で止まってます
2周目
*赤旗中断*
コース上に多くのデブリが散乱しているため、このタイミングで赤旗です
フェルスタッペンのマシンがかなりのダメージを受けていますが、中断中にメカニックが修復します
ルクレールはストロールに追突されたようです
ノリスはマシンダメージが大きくリタイアとなります
赤旗中断中ですが、現在の順位です
後方からスタートしたマシンがかなり順位を上げています…!
角田は5番手!
3周目
コース上のデブリが撤去されて、再スタートに向けてフォーメーションラップが始まります
乾いてきた路面を見て、ほとんどのドライバーがフォーメーションラップ中にピットイン!
そしてなんと、スターティンググリッドについたのはトップのハミルトンだけ!!!
他のみんなは全員ピットイン!こんなスタート初めて見ました!!!笑
スタート後、ミディアムに交換したハミルトンは最後尾まで下がります
ここでトップはアルピーヌのオコン!
メルセデスは痛恨の作戦ミスですね~
6周目
オコン、ベッテル、ラティフィのトップ3!まさかのラインナップ!笑
フェルスタッペンとハミルトンはポイント圏外です
こんな展開予想できました??
マゼピンとライコネンがピットレーンで接触!マゼピンはリタイアとなります
7周目
ここまでの順位
角田くん4番手です!!
10周目
ハミルトンがジョビナッツィをかわして13番手浮上
13周目
ハミルトンが12番手のガスリーもかわします
14周目
フェルスタッペンはシューマッハをかわして10番手へ
でもマシンダメージの影響がかなりありそう…
16周目
ライコネンがマゼピンとの接触で課せられた10秒ペナルティーを消化します
20周目
ハミルトンがここでピットイン
ハードタイヤに交換します
21周目
リカルドとフェルスタッペンがピットインしてタイヤ交換
しかし、ピット出口で2台の前に出たのはハミルトン!
ハミルトン、リカルド、フェルスタッペンという順の10番手争いとなります
25周目
トップ争いが熾烈です
2番手のベッテルが首位のオコンに迫ります
28周目
ハミルトンが7番手浮上
ウィリアムズのラティフィをオーバーテイクします
32周目
ハミルトンはアルファタウリの角田もかわして5番手にあがります
37周目
2番手のベッテルがピットイン
これで一時的にですが、アルピーヌのワンツー体制となります
38周目
ベッテルの次の周にオコンもピットイン、ベッテルの前で戻ります
そしてまだピットに入っていないアロンソが2014年以来のラップリーダーに立ちます
40周目
ここまでの順位
アロンソもピットに入ります
49周目
ハミルトンがピットインしてタイヤ交換
新品ミディアムタイヤで5番手でコースに戻ります
前方にはアロンソ、サインツ、ベッテル、そしてオコンの4台がいます
55周目
5番手のハミルトンが4番手のアロンソに追いつきます
ですが、さすがアロンソ、なかなか抜かせません
62周目
フェルスタッペンが10番手のリカルドをかわしてポイント圏内へ
65周目
約10周にわたってハミルトンの攻撃を凌いでいたアロンソですが、
ここでついにオーバーテイクされます
しかしながらアロンソのディフェンスの凄さを世界が再認識した10周でした!
67周目
4番手にあがったハミルトンはそのまま3番手のサインツもパス!
これで表彰台圏内です
70周目
チェッカーフラッグ!
オコンが嬉しい初優勝!!!
ベッテルが2番手、ハミルトンは3番手でフィニッシュ
ガスリー6番手、角田裕毅は7番手とアルファタウリ勢も頑張りました!
アロンソの素晴らしいディフェンスも際立ちましたね
ドライバー・オブ・ザ・デーに選ばれました
そして嬉しいことに、ウィリアムズのラティフィとラッセルが初ポイント獲得!
しかし、こういう時に限ってラッセルよりラティフィが上位でフィニッシュという…
ラッセルくん、なんかやっぱり持ってない。でも、おめでとう!
こういう波乱のレースのときにはドラマが起こるものですね
レッドブル勢としては波乱の原因のボッタスにブチ切れといったところでしょうが…
ハミルトンは”ぼっちスタート”のミスをよく挽回しましたが、
フェルスタッペンはマシンダメージが大きすぎたようです
これでチャンピオンシップ争いは、ハミルトン&メルセデスの逆転!
ハミルトンにとっては最高の形で夏休みを迎えられそうです
約1か月の夏休みの次は、第12戦ベルギーGPです!
※アップデート※
2位のベッテルの失格処分が発表されました
レース後にマシンから燃料サンプルが回収できなかったためです…
べっちゃんかわいそう…泣
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