昨日はF1初の試みとなるスプリント予選が行われ、
フェルスタッペンが1周目でハミルトンをかわしてポールポジションを獲得しました
スプリントレースの3倍の距離を走ることになる決勝レースでは、
どのようなドラマが待っているのでしょうか。
ハミルトンが昨日の雪辱を果たすのか、フェルスタッペンが守り切るのか注目です
アルファタウリ勢は厳しい戦いが予想されますが、ポイント獲得を目指したいところ
12番手スタートの地元ラッセルはファンからの熱い声援を受けます
それでは決勝結果を見ていきましょう
PP :ハミルトン(メルセデス)
2位 :ルクレール(フェラーリ)
3位 :ボッタス(メルセデス)
母国グランプリのハミルトンが優勝!!!
フェルスタッペンは、まさかのハミルトンとの接触でリタイア…
チャンピオンシップポイント差がポイントまで縮まりました
2番手のルクレールはあと一歩で優勝かというところまで行きましたが、
最後の最後でハミルトンに逆転を許しました
5,6番手にはイギリスの名門マクラーレンの2台
アロンソは今週末さすがの走りを見せていますね
ラッセルは入賞ならず…
アルファタウリ勢はペースがあがらず、
角田が10位入賞!ガスリーは終盤のパンクもあり11位でレースを終えました
スプリントレースを振り返りましょう
スターティンググリッドは以下の通り
1. フェルスタッペン(レッドブル) 2. ハミルトン(メルセデス)
3. ボッタス(メルセデス) 4. ルクレール(フェラーリ)
5. ノリス(マクラーレン) 6. リカルド(マクラーレン)
7. アロンソ(アルピーヌ) 8. ベッテル(アストンマーティン)
9. オコン(アルピーヌ) 10. サインツ(フェラーリ)
11. ガスリー(アルファタウリ) 12. ラッセル(ウィリアムズ)
13. ライコネン(アルファロメオ) 14. ストロール(アストンマーティン)
15. ジョビナッツィ(アルファロメオ) 16. 角田裕毅(アルファタウリ)
17. ラティフィ(ウィリアムズ) 18. シューマッハ(ハース)
19. マゼピン(ハース) 20. ペレス(レッドブル)
1周目
レーススタート!!!
*赤旗中断*
1周目でまさかのドラマ…
コプスコーナーでフェルスタッペンとハミルトンが接触!!!
フェルスタッペンはタイヤバリアに大クラッシュ、赤旗中断となります
幸いにもフェルスタッペンは自力でマシンから降りますが、
そのまま病院で検査を受けることになったようです
ハミルトンのマシンにもフロントウィングに損傷がありましたが、
赤旗中断となったため、ピットレーンで修理できます
ハミルトンはルクレールに抜かれて現状2番手です
フェルスタッペンのマシンはぐちゃぐちゃに…
改めて、上空からの接触の様子
2周目
マシンの撤去が終わり、レース再スタート!
ルクレールがトップを守ります
ガスリーは12番手、角田裕毅は14番手で走行中
5周目
ハミルトンに10秒のタイムペナルティー!
フェルスタッペンとの接触はハミルトンに非があったと認められました
10周目
ここまでの順位
ベッテルは単独スピンを喫して下位に沈みます
17周目
ハミルトンがトップのルクレールの1.5秒後方に迫ります
ルクレールは無線でパワーユニットの問題を訴えています
21周目
3番手のノリスがピットイン、6番手でコース復帰します
27周目
2番手のハミルトンがここでピットイン
このタイミングで10秒のペナルティーを消化し、5番手でコースに戻ります
30周目
トップのルクレールがここでピットイン
トップのままコースに戻ります
32周目
ハミルトンがノリスをかわして3番手浮上
35周目
ここまでの順位
ルクレールがトップを守っています
41周目
2番手のボッタスはチームからの指示でハミルトンに順位を譲ります(忠実な2ndドライバー)
ハミルトンはルクレール猛追体制に入ります
46周目
ルクレールとハミルトンのギャップは3.5秒まで縮まりました
49周目
ポイント圏内を走行していたガスリーがパンクでピットイン、13番手に後退します
このおかげ?で角田が10位に浮上!
50周目
ついにハミルトンがルクレールをとらえました!
残り3周でハミルトンがトップに立ちます、地元ファンは大興奮です
52周目
チェッカーフラッグ!ハミルトン優勝!
ルクレールは優勝に一歩届かず、残念…!
しかし今のフェラーリの実力を考えれば大健闘の結果です
マクラーレンの2台もイギリスの名門として素晴らしい結果を残しましたね
そして角田くんは見事10位入賞!
他のマシンのトラブルもあったの入賞ですが、しっかり走り切った結果ですね
次戦以降もこの調子でポイント獲得に期待です
ハミルトンとフェルスタッペンの接触には賛否両論の声が寄せられてますね
個人的には、レーシングアクシデントの側面が強いと思いますが、
抜こうとして、かつ接触してしまったコーナーが良くなかったかなー。とは思いますね
コプスは時速300km/hで曲がるコーナーなので、少しの接触も命取りです
なので、ハミルトンもあそこで仕掛けるなら、
絶対に当たらない・クリーンなラインを走る必要があったでしょう(もちろん高レベルな話)
まあ、スタート直後の1周目が1番のオーバーテイクのチャンスで、
ドライバーならイケると思ったところで仕掛けるんでしょうね
それだけ今回のイギリスGPに賭けるハミルトンの想いも強かったようです
何よりフェルスタッペンにケガがなくて良かったです!(マシンの修理費は約1億円らしい…)
チャンピオンシップ争いは、
ドライバーが8ポイント差、コンストラクターズが4ポイント差まで縮まりました!
今後の行方がますます楽しみですね
次は2週間後のハンガリーGP~
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