土曜日の予選は赤旗で4度も中断が発生した波乱の予選となりました
そんな中、2戦連続でポールを獲得したのはフェラーリのルクレール
2番手にハミルトン、3番手にフェルスタッペンという三つ巴の争いとなりました
市街地コースということで、少しのミスがクラッシュに繋がるバクー・サーキットです
決勝レースも波乱の展開となるのでしょうか
アルファタウリ勢はガスリーが4番手、角田選手が8番手と好調です
角田くんはしっかりと完走して、ポイントを獲得してほしいですね
チャンピオンシップ争いにおいては、
ハミルトンvsフェルスタッペンの差はどうなるのでしょうか
それでは決勝結果を見ていきましょう
決勝結果
優勝:ペレス(レッドブル)
2位 :ベッテル(アストンマーティン)
3位 :ガスリー(アルファタウリ)
予選に続き、波乱の展開となった決勝を制したのはレッドブルのペレスでした!
トップを走っていたフェルスタッペンはリタイヤとなりましたが、
その後チームメイトの思いも背負ったペレスが最後まで首位を守りました
2位にはベッテル、3位にはガスリーと普段とは違う顔ぶれの表彰台となりました
ハミルトンは2位以上が確実と思われた最後の最後で痛恨のコースアウト、
リタイヤしたフェルスタッペンとのポイント差を縮められませんでした
これは痛すぎる…フェルスタッペンにとっては超ラッキーって感じですね
7番手スタートの角田くんはしっかり走り切り、7位フィニッシュ!
自身最高位の結果となりました
一時5番手も見えただけに本人は悔しそうでしたが、ひとまず安心の結果でしょう
決勝レースを振り返りましょう
スターティンググリッドは以下の通り
1. ルクレール(フェラーリ) 2. ハミルトン(メルセデス)
3. フェルスタッペン(レッドブル) 4. ガスリー(アルファタウリ)
5. サインツ(フェラーリ) 6. ペレス(レッドブル)
7. 角田裕毅(アルファタウリ) 8. アロンソ(アルピーヌ)
9. ノリス(マクラーレン) 10. ボッタス(メルセデス)
11. ベッテル(アストンマーティン) 12. オコン(アルピーヌ)
13. リカルド(アストンマーティン) 14. ライコネン(アルファロメオ)
15. ラッセル(ウィリアムズ) 16. ラティフィ(ウィリアムズ)
17. シューマッハ(ハース) 18. マゼピン(ハース)
19. ストロール(アストンマーティン) 20. ジョビナッツィ(アルファロメオ)
51周のレースで争われる決勝レースです
1周目
レーススタート!
特に大きな混乱なくレースが始まりました
ルクレールはトップを守ります
3周目
ホームストレートで2位のハミルトンがルクレールをオーバーテイク!
ここで早くもトップに立ちます
5周目
オコンがマシントラブルでリタイアとなります
おそらくパワーユニット系のトラブルと思われます
7周目
3番手を走行していたフェルスタッペンが前のルクレールをオーバーテイク!
その後、4位のペレスもルクレールをオーバーテイク、
レッドブルは2台体制でハミルトンを猛追します
9, 10周目
各マシン続々とピットインしてタイヤ交換
角田くんもここでハードタイヤに交換します
フェラーリのサインツがターン8でオーバーラン
大きく順位を下げてしまいます
12, 13周目
ハミルトンとフェルスタッペンがピットイン!
ハミルトンは少し時間がかかってしまいます
フェルスタッペンは1.9秒の静止時間で交換完了
ハミルトンの前、トップでコースに戻ります!
14周目
ペレスもピットインし、ハミルトンの前でコース復帰!
レッドブルのワンツー体制です!
15周目時点での順位です
17周目
まだピットインしていないベッテルが先頭を走ってます
ベッテルが決勝でトップで走行するのは2019年のブラジルGP以来、
アストンマーティンとしては初めてのことになります
18周目
ベッテルがここでピットイン
角田選手の前、7番手でコースに戻ります
21, 23周目
レッドブル2台がハミルトンに対してリードを保っています
30周目
トップのフェルスタッペンは2位のペレスに対して6.5秒のギャップを築いています
31周目
*セーフティーカー*
ストロールがホームストレートでクラッシュ…!
スタートから履いていたハードタイヤがバースト…
激しいクラッシュでしたが、ストロール本人は無事のようです
他のドライバーたちも10周すぎからハードタイヤを履いている人たちがほとんどです、
果たして最後まで持つのか…?
36周目
レース再開!
フェルスタッペンはトップを守り切ます
TOP3の順位に変動はありません
36, 37周目
6番手のベッテルがルクレール、ガスリーをかわして4番手に浮上!
ベッテルは他のハードタイヤ勢より10周ほど若いタイヤで走ってます
38周目
3番手のハミルトンが前のペレスに仕掛けますが、なかなか抜けません
41周目
ここまでのTOP10です
43周目
7番手の角田くんをノリスが猛追しますが、ここは角田くんが守ります
47周目
*セーフティーカー(2回目)*
ここでまさかの展開…
トップを走っていたフェルスタッペンのタイヤもバーストし、クラッシュ…!
またしてもホームストレートでの大クラッシュとなりましたが、フェルスタッペンは無事でした
しかしながら、フェルスタッペンにとっては痛すぎるリタイヤとなりました…
48周目
*赤旗中断*
フェルスタッペンのマシン回収のため赤旗中断となりました
残り3周…
この時点での順位です
ベッテルが表彰台圏内…!
49周目
レース再開に向けたフォーメーションラップが行われます
スタンディングスタートでの再開が発表されました
50周目
残り2周のスプリントレースがスタート!
なーんーとーーー!!!
2番手のハミルトンが1コーナーで曲がり切れずにコースオフーーー!!!
最高のスタートを切って、ペレスをとらえたように見えましたが、止まり切れず…
最後尾まで順位を落とします
51周目
そしてこのままのTOP3でチェッカーフラッグ!
ペレスがレッドブル移籍後初優勝ー!!!
角田くんは最後にアロンソに抜かれはしましたが、7位でフィニッシュ!ポイント獲得です
やはり荒れました、アゼルバイジャンGP
面白かったですね~
フェルスタッペンがリタイヤした時には、ハミルトンやっぱり持ってるなーと思いましたが、
最後のリスタートでハミルトンにしては珍しいミスが出ました
ブレーキの設定にミスがあったようですね
これでチャンピオンシップ争いのポイント差は変わらず、
フェルスタッペンにとっては救われた感じでしょう
今日の表彰台はフレッシュな顔ぶれで良かったですね、表彰式も見てて楽しかったです
ベッテルの久々の表彰台、ガスリーも最近の輝きにさらに磨きがかかった感じです
角田くんも初めてのサーキットで7位入賞は立派でした!
予選でのクラッシュはありましたが、週末を通して素晴らしい仕事をしたと思います
さて、次戦は2週間後のフランスGP
ここから3週連続の開催となります
チャンピオンシップ争いにとっても大きな三連戦となるはずです
シーズン序盤の山場ですね、楽しみです
コメント