【決勝結果】F1 2021第22戦(最終戦)アブダビGP

F1のこと

昨日の予選ではフェルスタッペンが圧巻の走りでポール獲得!
ハミルトンが2番手、ノリスが3番手に並びます

チャンピオンシップで同ポイントの2人、
今日のレースで前でフィニッシュしたほうがチャンピオンです!

アルファタウリ勢は、
角田裕毅8番手、ガスリー12番手スタートです
角田くんの入賞に期待しましょう!

そして、このレースをもって、
アルファロメオのライコネンが現役を引退します
アイスマンのキャラクターがF1で見られなくなるのは寂しくなりますね….

ホンダF1の活動もこのレースが最後となります
参戦当初から苦労が多かったと思いますが、
今こうしてチャンピオン争いができているのは、
ホンダの皆さんの努力の賜物だと思います
有終の美を期待しましょう

また、ハースのマゼピンがレース前の検査でコロナ陽性となり、
レースを欠場することが発表されています

決勝結果

優勝 :フェルスタッペン(レッドブル)
2位 :ハミルトン(メルセデス)
3位 :サインツ(フェラーリ)

フェルスタッペンが劇的な逆転優勝で初のワールドチャンピオンとなりました!
ハミルトンは2位となり惜しくも8度目のタイトル獲得はならず、
3位にはフェラーリのサインツが入りました!

アルファタウリ勢は、大健闘の最終戦となりました!
角田が4位、ガスリーが5位でダブル入賞!
この勢いをぜひ来年にも繋げてほしいですね!

レースを振り返りましょう

レース前に2021年を戦い抜いたドライバーたちの記念撮影です

スターティンググリッドは以下の通り

1. フェルスタッペン(レッドブル) 2. ハミルトン(メルセデス)
3. ノリス(マクラーレン) 4. ペレス(レッドブル)
5. サインツ(フェラーリ) 6. ボッタス(メルセデス)
7. ルクレール(フェラーリ) 8. 角田裕毅(アルファタウリ)
9. オコン(アルピーヌ) 10. リカルド(マクラーレン)
11. アロンソ(アルピーヌ) 12. ガスリー(アルファタウリ)
13. ストロール(アストンマーティン) 14. ジョビナッツィ(アルファロメオ)
15. ベッテル(アストンマーティン) 16. ラティフィ(ウィリアムズ)
17. ラッセル(ウィリアムズ) 18. ライコネン(アルファロメオ)
19. シューマッハ(ハース) 20. マゼピン(ハース)
※マゼピンはレース欠場

1周目

最終戦のレーススタート!!!

2番手スタートのハミルトンが抜群のスタートでトップに立ちました!!
一方のフェルスタッペンは今シーズン最悪とも言えるスタート失敗…
ペレスは順位を上げ、
ハミルトン、フェルスタッペン、ペレスの順となります

角田はスタートで一つ順位を上げて、
7番手を走行中です!

6周目

トップのハミルトンと2番手のフェルスタッペンの差は2.1秒です

10周目

フェルスタッペンがラジオでリアタイヤの摩耗を訴え始めます
フェルスタッペンはソフトタイヤ、
一方のハミルトンはミディアムタイヤでのスタートでした

16周目

フェルスタッペンがピットインしてハードタイヤに交換!
まだまだタイヤが残っているハミルトンですが、
セーフティーカー等のリスクを考え、あえてフェルスタッペンに合わせる戦略を取ります
翌周にピットインして同じくハードタイヤに交換
2台の差は5秒です…!

19周目

フェルスタッペンが3番手のサインツ(未ピットイン)をオーバーテイク!
7秒前方の2番手ハミルトンを追いかけます
現在のトップは、こちらもまだピットに入ってないペレスです

21周目

ハミルトンにとって大きな山場となります
フレッシュなタイヤで驚異的なペースのハミルトンがついに首位ペレスに追いつきます
しかし、チームから「何としてもハミルトンを前に出すな」という指令が飛んでいるペレス、
芸術的なブロックをしてハミルトンを抑え続けます…!
最終的には追い抜かれますが、ペレスのブロックのおかげで
それまで10秒以上の差があったハミルトンとフェルスタッペンの差が2秒以内に縮まりました!
フェルスタッペンは「チェコは伝説だ」と無線で伝えます

24周目

ペースで勝るハミルトンが少しずつフェルスタッペンを引き離します
2台の差は2.7秒です

29周目

このレースで引退となるライコネンですが、
ブレーキトラブルで無念のリタイアとなってしまいました…
最後まで走らせてあげたかったですね。

31周目

ここまでの順位です
ハミルトン、フェルスタッペン、ペレスのトップ3
まだピットインしていないアロンソ、ガスリーと続きます
角田は現在10番手(実質8番手)を走行中です!

37周目

またもやアルファロメオにトラブルです
このレースでF1を去るジョビナッツィもここでマシンを止めます…
バーチャルセーフティーとなります

このVSC中にフェルスタッペンはピットインしてタイヤ交換!
フレッシュなタイヤで17秒前方のハミルトンを追いかける作戦にでます
ハミルトンはすでに約20周走ったハードタイヤで以前走行中
残り20周です

40周目

フェルスタッペンが自分に追いついてくるのか気になるハミルトン、
ピットは無線で、「フェルスタッペンが君を捕まえるためには、
君より毎周0.8秒以上速く走る必要がある」と伝えます

42周目

2台の差は依然として15秒ほどあります
このままだとハミルトン有利のように思えますね

48周目

残り10周!
ハミルトンはフェルスタッペンを依然として引き離しています
2台の差は12秒です、フェルスタッペン万事休す…?

51周目

全力でハミルトンを追いかけるフェルスタッペン、
まだギャップは11秒あります…!

54周目

*セーフティーカー*
残り5周でドラマ…!
セクター3でラティフィがバリアに突っ込みクラッシュしてます!
フェルスタッペンはすぐにピットに入り、ソフトタイヤに交換!
ハミルトンはステイアウトです
レースの最後に大逆転があるのでしょうか…!?

56周目

残り3周、依然としてセーフティーカー先導中です
マーシャルがラティフィのマシンを撤去して、レース再開となるのでしょうか?
ハミルトンがトップ、周回遅れのマシンを5台挟んで、
フレッシュなソフトタイヤを履いたフェルスタッペンが2番手につけています

58周目

マシン撤去が終わり、セーフティーカーラップが終了します…!
残り1周でチャンピオンが決まります!
ハミルトンとフェルスタッペンの間の周回遅れ5台のみ整列が許され、
チャンピオンを賭けた2台の間には誰もいない形での再スタートとなります…!

レース再スタート!!!

フェルスタッペンがターン5でハミルトンのインを突きオーバーテイク!!!

チェッカーフラッグ!!!
フェルスタッペンがそのままハミルトンを抑えきり優勝!!!
ワールドチャンピオン確定です!!!
なんという劇的な幕切れでしょう!

フェルスタッペンが、
オランダ人ドライバーとして初めてのワールドチャンピオンとなりました!

レース後には、フェルスタッペンとハミルトンが互いを称え合います

ハミルトンのドライバーズタイトルは逃しましたが、
メルセデスは8年連続でコンストラクターズタイトルを獲得しました
ハイブリッドPU時代となって、まさに無双ですね
素晴らしい偉業だと思います

チャンピオン争いに隠れてあまり目立ちませんでしたが、
アルファタウリ勢は、素晴らしい最終戦となりました!
角田はファイナルラップでボッタスをかわして4番手、
ガスリーは序盤は出遅れましたが、ピット戦略が上手くいき5番手を獲得!
ダブル入賞です!
角田くんは最高の形でシーズンを締めくくることができましたね、
来シーズンにぜひこの勢いを繋げてほしいです

最終戦、いかがだったでしょうか?
これまでで最も盛り上がった最終戦のファイナルラップとなったのではないでしょうか?
FIAの裁定など、いまだに物議を醸していることもありますが、個人的には楽しめました!
ハミルトンはスタートからレースの99%を支配しており、
チャンピオンになってもおかしくない素晴らしいレース運びだったと思います
一方フェルスタッペンは、ペースではハミルトンにかなわないながらも、
ピット戦略など勝つ可能性を少しでも上げるため、
できることはすべてやった結果、最後にチャンスが巡ってきましたね
ホンダの皆さんの努力も報われた形となって良かったと思います
来シーズンは新王者フェルスタッペンと雪辱に燃えるハミルトンの戦いが楽しみですね!

今シーズンの最終結果です

2022年シーズンが今から楽しみですね!

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